
食物繊維は、人の消化酵素で消化されない植物などの細胞壁で、「第六の栄養素」とも言われます。野菜や果物、キノコ、豆類、穀類、海藻類に多く含まれ、水に溶けない不溶性食物繊維と、海藻に多く含まれ、水に溶ける水溶性食物繊維に分けられます。
不溶性食物繊維は、水分を吸収すると胃の中で数倍から十数倍に膨らみ、満腹感を促すので、摂取カロリーを抑えることができます。また腸壁を刺激して腸のぜん動運動を高めるので、便秘の解消や、腸の病気の予防によいとされています。 水溶性食物繊維は、腸内で水分を抱え込み、ぬるぬるしたゲル状になります。
このゲルに悪玉コレステロールなどの有害成分を吸着して体外に排出する働きをします。また余分な糖質や脂質を吸着して吸収させにくくするので、血糖値の急激な上昇を防ぎ、体脂肪の燃焼を促進します。糖尿病や動脈硬化、高血圧の予防にも役立つとされています。
食物繊維は1日あたり、20~25g程度摂らなければならないとされています。しかしインスタント食品や加工食品を食べる事が多い現代日本人の平均摂取量は、1日16gと推定されており、なかなか必要量をまかなえていないのです。サプリメントを併用してもよいのですが、サプリメントだけを大量に摂りすぎると、お腹を下してしまい、体に必要なミネラルまでも排出されてしまう恐れがあるので要注意です。
自然の食物なら摂りすぎる危険はありません。ダイエット中は特に、野菜やキノコ、海藻類など幅広い食品を積極的に食べましょう。
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